24時間テレビ38 つなぐ〜時を超えて〜

今年の24時間テレビが始まりました。(2015年10月現在)
何を寝ぼけたことを言い出すかと思われるでしょうが、24時間テレビ当日は外出などして全てを見ることは出来なかったのです。編集しがてら改めて最初から見よう…見終わったら感想を書こう…と思いながら、タモステSPやその他諸々のHDD圧迫案件に追われ…(言い訳)。最近ようやく着手する余裕が出来たものの、まだドラマということは終わるまでだいぶあるな…と諦めて書き始めました。放送後に各番組で流れたダイジェストは一通り見たので、だいたい見たようなものです。許してくれ。皆さんお疲れ様でした!

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メインパーソナリティーは例年ジャニーズのグループから選ばれるので、今年はどのグループがやるのかな?去年はエイトだったから、日テレ貢献度で言えばNEWS4人での2回目もあるだろうし、事務所の推しで考えればJUMPかな?なんて予想しながら特番の中での発表を待っていた4月5日、発表されたのは番組初の2世代パーソナリティー、ブイとJUMPでした。その手があったか!
ブイは過去に24時間テレビに出たことはあるものの、グループとして日テレに出る機会が歌番組以外であまり無いので、全く想像していませんでした。20周年推しがこんな形で来るとは。紅白以上にビックリです。
JUMPはまだ想定内でしたが、TVでメイン張る経験がまだ少なくて厳しいかなと思ってたので、経験豊富なブイ先輩とセットにしてテーマを「つなぐ」にするなんて上手いことやりよるな!と一本取られた気持ちでした。

今までもこのブログで幾度となく書いてるかもしれませんが、ブイ担をしていて心配だったのが、事務所の後輩との関係性でした。昔はコンサートでバックJr.を付けていたブイですが、私が初めて見た2004年にはもう6人だけでコンサートをするようになっていました。6人だけでコンサートを構成出来るのは凄いことだし、Jr.目当てのファンがいない、ブイ担しかいない客席を望ましく思うファンも少なくないでしょう。でも、Jr.や若い世代との繋がりがないことで、ブイの事務所における存在価値が薄れるんじゃないだろうか、ブイのことを必要とするのはファンだけになるのではないか、という不安な気持ちになってしまいました。

考えすぎなのは承知の上です。なんでそんな不安になったかと言うと、Jr.へのお決まりの質問である「尊敬する先輩(=尊先)」にブイを上げる子があまりいないこともありますが、以前ブイコンの見学Jr.がMCでステージに上がった時に、ブイメンバーの名前が分からない子がいたからです。その様子を見たブイ担さんはたいてい、そんな勉強不足で上に連れて来られただけのJr.たちとの絡みのために貴重なMCの時間を割かれたことを怒っていたように思います。確かにその怒りももっともなのですが、事務所の中にいて一般男子よりはジャ二タレに詳しいはずのJr.が名前を知らないのだから、一般にはもっと知られていないのだろうなと思いました。Jr.は、バックに付くコンサートやジャニ舞台で直接共演する先輩がたくさんいるでしょうから、直接絡みのない先輩で知っているのは、テレビで見る人たちくらいです。一緒に仕事したことなくてテレビでも見なければ、そりゃ知らないですよねぇ。知らなければ興味を持つきっかけもない。ブイをテレビで見てたのは、ガコイコ全盛期世代までかもしれません。少年隊を知ってるのも、隊プレゾンに出ていた世代まででしょう。

V6が世間や事務所の後輩たちにとって必要な存在でないならば、いつでもいなくなってしまえるのではないか、と心配していた時期がありました。個人仕事が活発なブイなので、個人として憧れてくれる後輩はチラホラ出てきて、それも嬉しかったのですが、やっぱりブイというグループとして必要とされないと、ブイはいなくなれちゃうんじゃないかなと思って。そんな不安が杞憂ではなかったことが20周年のインタビューでも明かされ、いなくならずに今を迎えることが出来たことに安堵しました。

一番直近では、SHOCKのJr.が代替わりした件でそれを考えていて、普通の会社と同じく事務所の中堅どころは後輩育成がミッションとしてあるべきだなと考えていたのでした。光一さんは舞台でそれをやってるけど、かと言ってブイに今さらバックJr.を付けて欲しいわけでもないし、他に後輩を呼べるようなグループ仕事があるわけじゃないし、ブイが後輩に背中を見せられる場所って無いんじゃないだろうか、と勝手に思案していた頃にやってきたのがJUMPとの24時間テレビでした。
JUMPさんたちは仕事での絡みはほぼ無かったもののガコイコ全盛期世代なので、テレビで一方的に見ていただけのV6先輩との共演を緊張しながらも楽しんでくれていました。ブイの方も、嵐以外にグループでがっつり絡むことが無かったから、トニは孫でも愛でるように、剛健は恐る恐る、オカダさんは後輩ペロペロおじさんとして接している姿が可愛らしかったです。(オカダさんは気持ち悪いけどw)

ブイファンがなんかめっちゃ増えてる気がする!というのは24時間テレビよりも前から感じていて、ツアーの激戦ぶりでもそれが証明されていたけれど、ブイのグループとしての面白さ(パフォーマンスの凄さとか二次元キャラっぷりとか)が24時間テレビ露出をきっかけにJUMP担さんをはじめとした下の世代のグループのファンにも知られるようになっただろうし、別にファンとまでいかなくても、ブイを見たいってもっとたくさんの人に求めてもらえることが、ブイが残り続けるための支えになる気がする。
ここまで書いてきて思ったけど、「知らないものには興味持てない」「生き残るためには一般に認知されること」は応援する上での私のポリシーかもしれない。

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これを書いてるうちに、ようやくドラマが終わりました。まだ日付変わってない…。
24時間テレビに出ることが決まったとき、JUMP担さんは「これで幅広い層に知られるようになる」って喜んでたけど、ブイ担は過去の他Gの24時間を横目で見てた経験がある人が多いからか「あの番組に拘束されるのか…」とネガティブになってる人も少なくなかった印象でした。まぁ、私の偏った世界の中だけでの印象ですが。
チャリティー番組としての24時間テレビへのネガティブな印象は、まぁわからなくもないし、番宣も含めて出演時間がすごいから録画が大変なのもわかる。

ジャニオタ10年で今さら気付いたのが、テレビ番組を見るのが苦痛なジャニオタがいるんだなということ。私は根っからのテレビっ子だから、自担が出てなくても大抵の番組は見れるし、でも時間はないから普段は好きな子が出てる番組くらいしか見れないので、色んな番組に出てくれるおかげでいつも見れない番組が見れてラッキー、くらいに思ってました。なんとお気楽なことか。自担を見るために興味のないテレビを見なきゃいけないのはツライだろうなぁ。そりゃ、自担しか出ない冠番組が欲しくなったり、見たいものだけが見れるコンサートにたくさん入りたくもなるなぁ。

テレビ見る層は限られてるし、その中でも24時間テレビを見る層も限られてるだろうから、24時間テレビに出たからって飛躍的に認知度が上がってファンが増えることなんてないだろうけど、番宣も含めて色んなタレントさんと共演することや番組ディレクターさんにキャラクタを知ってもらうことで、次のお仕事に繋がるかもしれないなと思うので、ファンもタレントさんも拘束時間が長い大変なお仕事だろうけど、良い機会だなと前向きに思ってます。個人的には、まーくんさんをテレビで見る機会が本当に無かったので、めちゃくちゃありがたかったです…。過去5年分くらいを帳消しにする露出量でした。
そして、ブイがJUMPなど下の世代とも繋がっていけたら嬉しいなと思います。ブイ担としても下の世代のファンと繋がりたいです。