2022年振り返り

1月:
月組 ロマ劇 宝塚大劇場
・マーダー コクーン、ピロティ
2月:
・マーダー ピロティ、松本
3月:
陰陽師 南座
花組 TOP HAT 梅芸
・ペットドクター花咲万太郎の事件カルテ BS-TBS
4月:
・裏切りの街 WW
・キンプリ 京セラ
・SHOCK 本編 配信
・SHOCK Eternal 帝劇
5月:
・珠城りょうコンサート ドラマシティ
・こどもの一生 WW
・ジョセフ オリ劇
・まーくんさん 吉祥寺ルーザーズ
6月:
・まーくんさん ブンブブーン
・フォエプラ ブリーゼ
・OZ オーブ(2回)
・ガイズ 帝劇
7月:
・ミナト先生 梅芸
・OZ オリックス(2回)
・キンキ 京セラ
8月:
・Guys写真展 大阪
・キンプリ 城ホ
9月:
・SHOCK 博多座
宙組 ハイロー 宝塚大劇場
10月:
・中居 休養(年明けまで)
・凍える PARCO
・トラジャ 世界配信デビュー
・タッキー 退社発表
11月:
・井ノ原 アイランド社長就任
・キンプリ3人 退所発表
・バババ ピロティ
・凍える 兵庫県立芸術文化センター 中ホール
・プピコン 神戸こくさい
12月:
セクゾ 京セラ
・マリウス 退所発表
・エリザ 梅芸
2023年 1月:
・キンキ 京セラ
・JUMP 京セラ

便宜上、越年ツアーで2023年1月に入った2つもリストには加えたけれど、2022年に入ったのが31現場だったことに衝撃。コロナ渦前より多い…!
原因は明白で、まーくんさんの舞台が3本もあったからなのです。多ステするのは基本的にまーくんさん現場だけと決めているので、まーくんさん現場が増えると全体数は増えてしまう。それにしても他も減らせていない。まだまだコロナ禍なのに…。

トニセンが忙しい

2021年11月をもってV6が解散し、各種フェアウェル企画も終わればゆっくりするんだと思っていましたが、トニセン活動も個人活動も活発すぎて、本人たちも働きすぎたねと反省の弁を述べるほど。
オカダは映像の人なので撮影期間は消息がわからないし、ごーくんも意外と映像仕事が入っているようで、退所後の舞台は1個だけでした。FCに入っても現場があまりない、オカダと似た状態でした。
健くんは陰陽師とソロツアーとTrioがあり、海人君主演ドラマに出演し、ミニアルバムも出し、合間に配信企画もいろいろあり、何と言っても広告仕事が増えた!解散前からずっと奇跡のおじさんだったのに、やっと世の中に伝わったようです。単発ですがいろんなバラエティ番組のゲストにも出ています。

しかし、トニセンが予想外に忙しい。特捜9の主題歌はV6からトニセンになりました。CDではなく配信リリースになり、リリース時期の音楽番組出演がほぼなくなりましたが、雑誌取材はそれなりにあります。バラエティ番組の宣伝仕事もあります。以降もトントンと2022年は4曲/3回の配信リリースがあり、あれ?V6より多いんじゃない?という状態です。楽曲はタイアップに合わせてリリースされますが、タイアップの話が来る前から作りためていた楽曲の中から相応しいものを選ぶ形なので、楽曲制作自体は以前からマイペースにやっていたようです。
タイアップと言えば、特捜9だけでなく、OisixニベアメンのCM、トニセンロード、ロスめし食堂、とトニセンとしての仕事も爆増でした。トニのCMなんて一番近い記憶が「ウコンの力」(2005年)なので、もう意味がわかりません。トニセンロードは1日のロケ素材を3~4回に分けて放送する形だったので、本人たちの負担は少なかったとは思います。ロスめし食堂も溜め撮り週一3分番組なので、拘束時間は微々たるものです。しかし、V6時代と比べると露出の多さは半端ないです。

トニセン個人としては、まーくんさんがマーダー・OZ・アナ雪・ペットドクター、ひろしがフォエプラ・バババ、イノが特捜9・シャムロック・つまらない住宅地、と舞台にドラマにフル稼働でした。挙句の果てに(?)、イノはジャニーズアイランドの社長に就任してしまいました。その流れで帝劇1月ジャニワの演出をヒガシさん・こーさま・イノの3人でやることになり、怒涛の忙しさだと思います。
その上、2023年1月からは14年ぶりのトニコンです。いや、ファンとしては待ってたけど!こんな忙しい中でトニコンの準備もしなきゃいけないの大変すぎない?!そんなふうに心配してたら、トニコン初日にイノがコロナ陽性になり、ビルボード東京が公演中止になってしまいました。あらあら…。
解散後の姿なんて全然想像つかなくて、トニセンとしてネクジェネとTTTは続けるつもりだろうけど他はこれまでの個人仕事を続けるくらいかな~、と考えていたのを大きく裏切られました。まーくんさんも、解散後は舞台中心に活動するつもりだったのが思いのほかトニセンの活動が盛んになって…みたいなことをトニコンMCで話していたようで、本人たちも勢いに流されてたらこんなことになったのかもしれませんね(笑)

舞台が多すぎる

まーくんさんやひろしの舞台が多かった理由に、2020年に中止になった作品(OZ、フォエプラ)がリベンジ上演されたということもあると思います。私が観た中では他に、裏切りの街、ジョセフ、エリザもです。2021年にもリベンジ公演は多くありましたが、V6は2021年に舞台仕事を入れられない事情があったので、最速ならここになるよねと納得のタイミングでした。リベンジ公演では当初予定していたキャスティングから変更になるケースもあり、OZもグレッグがテラからすえぴに変わりました。テラはバババでひろしと、次はオセロで健くんと共演するので、ブイの一族と縁がありすぎる…。
ガイズ&ドールズは2020年の停滞期に「明るくなれる作品を」といって出演オファーが来たという話を芳雄さんがどこかでされていました。芳雄・浦井・みりお・だいもん、などという豪華すぎて胸焼けしそうなキャスト、コロナの反動でもないと実現しない。配信も円盤化も厳しそうだし、なかなか再演も難しそうではあるので、チケットが取れなかった人も、取れたのに公演中止になってしまった人も、めちゃくちゃ悔しかったことでしょう。
コロナ禍になって「配信」という選択肢が一般的になったのと、コロナ感染者の増加に関わらず行動制限がされなくなったこと、かと言って公演関係者の中でコロナ陽性や体調不良者が出れば公演中止になる場合もあることなど、チケットを取るかどうかの判断は更に難しくなっています。配信があるかわからない。どうしても観たい作品は予備で何公演も取っておいた方がいいかもしれない。かと言って、転売対策が厳しくなったので他人に気軽に譲れない。チケット代は上がる一方。食費も光熱費も上がる一方。生活もオタ活も厳しいです。

人事問題

2022年も、いろいろ、本当にいろいろありました…ね!そして2023年もいろいろありそう。
たとえ私見と言えども、勝手なことをネットに書くのは躊躇われるので何も言いませんが、自分の心の平安を保つためにもなるべく性善説を取りたい性格なので、ネットで呪詛の言葉を吐いている人たちは元気だなぁと眺めてしまいます。呪うのにも体力気力が必要。
ありとあらゆる過去事例があるけれど、みんな事情はそれぞれだし、我が身に降りかかって初めて動揺するものです。私も我が身に降りかかったら分かるんだろうな…あっ、去年だったわ、というくだりを何度も繰り返してしまいました。いまだに実感がなさすぎる。

マリウスについては、とても理想的な見送り方が出来たなと個人的には思いました。ヅカオタにとって卒業はおめでたいことです。退団…じゃなくて退所までの時間の無さを埋めるかのような怒涛のインスタ。こちらにある程度心の準備ができていたのも助かったし、5人全員が納得してスッキリした状態で報告してくれたのも良かった。マリウスがあまりに美しく元気で休養前と変わらない姿を見せてくれたから、ワンチャンなんとかならんかと思わなくもなかったけど、きっとこれで良かった。
キンプリのことは、本当に何も言えない。私は特に岸くんのことをSHOCK時代から見てきたので、彼の「バラエティーミュージカルスター」になりたいという夢はどうやったら叶うんだろうと、ライブを見ながら悶々と考えていました。ホントのことなんて何も分からないし、今後分かるのかも分からない。いわちが元気そうにしてくれているのが救いです。
タッキーもめちゃくちゃ元気そうで何よりです。イノも大変そうだけど、今のところは楽しそうにしていて何より。Jr.たちも新社長と楽しくやってそうだし。こちらもホントのことなんて何も分からないけど、なんでもポジティブに受け止めた方が精神安定上良いってことをイノから学んできました。

2023年の展望

展望というか、すでに現時点(2月)で私のトニコンも終わり、読売演劇大賞の結果も出て、ムーランルージュのキャストも発表されたので、スッキリしているところです。
何と言っても、まーくんさん12年ぶりの東宝ミュ「ザ・ミュージック・マン」が楽しみ!OZの再演を重ねて「日本のヒュー・ジャックマン」を自称するまーくんさんが、昨年のトニー賞でヒューがパフォーマンスしたばかりのブロードウェイ作品に出ることが決まったのもすごい。いつ決まったんだ。ゾロから12年ぶりの東宝ミュは、14年ぶりのトニコン以上に感慨深いです。
相葉くんも去年の舞台は12年ぶりだったそうで、嵐って大変なお仕事だったんだな…としみじみしました。それだけ舞台が大変な仕事という意味でもある。

今年も観たい舞台はめちゃくちゃあるんですが、去年いろいろ行き過ぎたなという反省と、今年のミュージックマンを既に多ステする予定なので、ぐっっっと堪えています。ジャニーズのライブも減らさなきゃ…。
ジャニーズと言えば、チケットの高額転売に関する興味深いブログがありました。こんなにあけすけに語ってくれる人はなかなかいないので、縁のない方々には衝撃の内容だったかと思います。私自身は幸いなことに、高額転売に手を出さなくてもそれなりにチケットを手に入れられる界隈で生きてきましたが、超人気グループのファンの様子を見ているとなかなか大変そうです。


私自身は高額転売よりも、多名義の方が難しい問題だと感じています。
昔はライブも当然のように多ステしていましたが、1名義2枚までとか本人確認とかが面倒になってきて、自分の名義で1回観れたらいいかー、取れなかったらしゃーないかー、という熱量に落ち着いています。
高額転売で利益を得ることは「チケット不正転売禁止法」として取り締まられますが、定価での譲渡でも名義人と異なるという理由で入場時に本人確認ではじかれる場合があります。公式リセールやおけぴなど特定サイトでのやりとりのみ認められる興行もありますが、友人や家族の間での転売はアウトです。つまり、友人・家族名義のチケットで入るのもルール上はアウト。
ジャニーズはまだ公式リセールが存在しません。去年のGWにグローブ座で行われたジャニエクでは、「Johnny's Pocket」というチケットアプリの実証実験なるものが行われました(利用規約だけ残ってました)。これはブロックチェーン機能を用いており、名義人本人のチケットも譲渡可能だったようです。その後、サマパラから導入されたのはJohnny's Ticketです。対象公演(今のところ一部のJr.ライブ)のみで利用されていて、まだ試験運用中の気配もしますが…。分配機能はありますが、分配相手のIDを間違えると取り消せないとか、まだ仕様はいまいちのようです。
私自身は紙チケにさほど思い入れがなく、というかこの間もまた郵送された紙チケを忘れて遠征してしまったので、さっさと全部デジチケになって欲しいくらい。業界共通の公式リセールサービスであるチケトレは紙チケに限るため、とにかく手続きが煩雑な印象です(使ったことがない)。
ジャニーズにも早く公式リセールを導入して欲しいのですが、私が中の人ならジャニエク版チケットアプリのブロックチェーンと組み合わせて考えたいし、でも舞台など外部主催の現場ではチケットアプリが使えない現場もあるだろうし、どうすべきか。
2023年も何らかの新しい施策が導入されることを期待しています。ジャニオタはまた阿鼻叫喚かもしれませんが…。