僕らは僕らなり 考えてる

Sexy Zone デビューおめでとう!

火曜のCD即売会や土日の握手会の様子がツイッターで続々と流れてきて、
関西にいる私までザワザワと沸き起こる衝動に耐えかねてつい1枚、また1枚と3度もCDショップに向かう羽目になった今回のデビュー祭。
周りにセクゾン担がおらず、2ちゃんも見ない私だから、完全にツイッター効果でしたね。
例えばJUMPちゃんの時に同じ状況だったとしても、こんなにCD買うことは無かった。その情報が入ることはないから。

握手会については、ノイエとの熾烈な手売り合戦が繰り広げられたり、えびじにキスマイ、他のJrも応援に駆けつけたりで、
そこまでして1位取らなきゃいけないの?2位じゃだめなんですか?という言葉が頭に浮かんだ人は少なからずいたと思うし、私もぐるぐる考えていました。
でも握手会の意義ってCD売るだけじゃないよね。だって行列作って握手してきた人たちはすごく満足げだもん。

そもそも人は何でCD買うのかな?
ジャニヲタになってからはほぼジャニCDしか買ってないし、その前買ってたのはドラマCDとか声優さんのCDとか。
いい曲だから繰り返し聴きたいと思っても、音楽配信でもレンタルでもいい。
あえて買うのは、セルCDでしか聴けない曲やDVD目当て、が一因じゃないかしら。
だから、CDを敢えて購入してもらうために初回限定盤や特典付き盤が何種類も出るのは、まぁ仕方ないことだと思う。

レンタル出来る曲なのに買ってしまうのは、そのアーティストのファンだから、という理由もありそう。
その人の出すものは全部手に入れたいコレクター魂もあるだろうし、CD楽しみにしてたよ!これからもいっぱい聴かせてね!という気持ちをCD売上枚数という形で表現する。

今回のセクゾン握手会は、セクゾンちゃんに接触することが目的ではなく、デビューおめでとう!握手会大変だけど頑張って!って直接応援したい気持ちや、先輩たちが応援に駆り出されてる状況が見たいという人が多数で、CDはそのイベントの参加費だったわけです。
そのために同じCDを何枚も買わせるなんて…と思えるけど、CDは5種類あるし、CDの購入には元々応援をアピールする目的もあるし、6回以上握手したい人は十分セクゾン好きだから応援の手段として諦めてCD買ったらいいと思う。

単に1位にさせたいだけなら自社買いでもして、アナタの周りにはいないかもしれないけど誰か買ってくれてる人はいるんだよ、って見せることは出来ると思う。
でも、握手会という形でかつギリギリの逆転1位を狙うために先輩グループのファンの皆様も応援お願い致します、というアピールをすることで、ジャニっ子をオカン目線で愛でているヲタクたちの心をくすぐり、せっせと何者もまだよく知らない子供たちを応援しなくてはいけなくなる。
デビューご祝儀と言いつつ買ってしまった人たちは、今回彼らのことを認識したし、2枚目からは買わないかもしれないけど、彼らの活動を目にしたら気にせざるを得なくなる。

デビューシングルをこれだけ頑張って売るのは、既存ファンがさほど付いていないセクゾンちゃんを応援する人たちを強引につけるためであり、応援のしるしとしてCDを買う。彼らはそんなヲタクたちに精一杯の誠意で笑顔を返してくれる。それが握手会。
握手会にも行かず、CDも買わなかったクラスタも、事務所がそこまで力を入れて売り出しているセクシーゾーンというグループがいることは認識させられたから、次に見る時は「あぁ、あの子たちが…」と知ってる子として見れる。認知度がないと人気は出ないから、その第一歩は重要。今回は肝心のバレー関連ではほぼ露出できないから特に。
元から固定ファンが付いてるキスマイもデビューに際しては猛プッシュがあったんだから、セクゾンちゃんはこれ位やってもいいでしょ。

私たちがモヤモヤしたのは、そんなオトナたちの思惑に振り回されている子供たちが可哀想に見えたからなんだけど、
「僕らは僕らなり 考えてる〜♪」
と明るく歌い上げてくれているのを信じて、時代が創られるのを見守りましょう。

Sexy Zone オリコン1位おめでとう!