グラコン

私はまー担です。
でも、好みのタイプは「細身・色白・女顔・理系・ヲタ気質・ミュージカル班・オッサン」
まさに光一様は理想のタイプど真ん中。こーさまのソロ曲は毎度ドンピシャ好みだし、ソロコンは手放しで大好き。
なんで私はこーさま担じゃないんだろう。駄目出しばかりしながら、人生の半分は彼のどこが好きなのか分からないと悩みながら、まー担を続けているのか。
そんな命題と戦いながら、Gravityコンを観てきました(重い)


大阪追加は土日3公演に土曜昼が再追加となり立ち見も出て、そのわりに恐ろしくチケが余る事態でした。翌週からのキンキコンに備えて、遠征組のキンキ担の出足が悪かったのが原因かもしれません。
それなら、こーさま担・キンキ担以外が来てくれたらいいのに!
キンキはファン人口が多すぎて、その人数だけである程度の集客とCD売上は確保されているでしょうが、他G担が気軽に参入できないイメージがありそうな気がしていて。硝子の少年なキンキは知られていても、最近のキンキコンやソロコンを見たことがある他担さんは少ないんじゃなかろうか。
勿体ない!!

グラコンは、実際会場に入るとチケが余っていたなんて感じさせないくらい埋まっていて安心しましたが、余りに素晴らしかったので、やっぱり私たちだけのものにしておくのは勿体ない!みんなに知ってもらいたい!という想いが強くなりました。

こーさまソロワークスはソロコンとSHOCKの二本立てですが、両方に感じるのは「やり過ぎ感」です。そこまで踊らなくても!そこまで階段落ちしなくても!
こーさま本人が仰るように、どんなにMCがダメダメでも、本編ではエンターテインメントに徹して光一さんの世界観を魅せることで夢の世界に誘ってくださいます。
しかし、夢の世界があまりにも現実とかけはなれすぎてて、エンタメってここまで追求しないといけないの?!私、こーさまのバックダンサーなんて生まれ変わってもなれない!(変な方向に思い詰めすぎ)バックダンサーにもなれないので、こーさまになるという妄想は最初からしません。

本人は別にキラキラ好きじゃないと思うのですが(ずっと黒ジャージだし)ソロコンはキラキラを通り越してギラギラワールドです。曲もSF方面がほとんどで、偏っちゃいけないからとたまにバラードが入ります(音楽的素養がないのでぼんやりした印象ですみません)。前回のBPMはこーさまが全曲作曲していましたが、今回のGravityはほとんど作曲していないもののこーさまが好きな曲を詰めこんだので、どちらにしてもこーさまワールドです。ブレません。こーさまの好きな曲は私も大好きなラインなので、ソロ曲はほぼハズレがありません。そして曲の世界観を煮詰めてステージ・照明・衣装・ダンス全てに反映したのがソロコンです。曲披露中にこーさまの素の表情を見ることはほぼありません。笑顔もふりまきません。でも夢の世界を魅せてくれるアイドルなのです。

個人的に胸躍るのが「Lost World」「SUPER SONIC」で、楽曲だけでもワクワク感満載なのですが、ステージングも裏切らない素晴らしさでした。
光ちゃんファンの皆さんはやっぱり、こーさま作曲の「Falling Angel」「LOVE CRIES」がお好きなようですね。
M字開脚のためにデンジャーゾーンを2回やるサービス精神には頭が下がるし、持ち曲それなりにあるのにBad Desireはやっぱり2パターンやらなきゃいけないんですね。悪くない!

こーさまソロコンは特に照明効果に定評があります。キャットウォークを花道とクレーン代わりに使うなんて照明屋さんならではの発想ですね。私は照明もさっぱりわからないのですが、演出屋さんで照明にこだわる人は多い気がします。また、こーさまと言えばダンスです。キンキではそれほど踊らないので、イメージがないかもしれませんが、ソロでは踊りまくりです。今回は久しぶりに屋良さんがバックに付いて1曲振付もしてくれてますが、屋良さんの細かい振付が目立たないくらい全体的に細かい振付の曲だらけです。

本編はプロの仕事の振り切れぶりが凄すぎてひれ伏す勢いなのですが、MCのドSツンデレおっさんキャラもまた振り切れていて頭を抱えてしまいます。キャラなのか素なのか悩むところですが。
こーさまが「何のことしゃべってほしい?」と客席に投げかけたところ、「パンちゃんー」「SHOCKー」という光ちゃんファンの声があちこちからあがりましたが「聖徳太子ちゃうから何言ってるかぜんぜんわからへんわ!」と結局キンキの話をし始めたのでした。グラコン大阪はキンキリハ真っ盛りの中の開催だったのでね。キンキコンやFNS音楽祭の話をするこーさまは楽しそうだったなぁ。

グラコンに行ってこーさまの世界にどっぷり心臓つかまれて帰ってきたわけですが、私は相変わらずまー担です。
こーさまが二番目の男って、すごい贅沢ですよね。
ブイも「二番目でもいい。帰ってきてくれれば」と言いますが、一番目の男にドキドキするだけの人生よりも、二番目の男の完成度に惚れ惚れするのも良いですよ。