コーラスライン

四季育ちなのに最近はジャニに注力していてすっかりご無沙汰してたので、久々の四季でした。
コーラスラインはそれほどリピって観劇していたわけじゃないけど、学生時代にCDでずっと聴いていたから、見覚えはないけど聞き覚えのある曲だらけで、台詞まで完璧に再現できる。三つ子の魂百まで。

コーラスダンサーのオーディションなのに、「本当の自分」について語ってくれと言われ、皆が戸惑いながらも過去を告白していく話です。最後に選考結果が出ますが、そこまでして必死に得た仕事もプリンシパルではなく「コーラスダンサー」。ダンサーが出来なくなったらどうするか?の問いに対しても、様々な答えが挙がります。そして最後に歌われるのが「悔やまない、選んだ道を」という歌。
先輩のバックで踊るジャニーズJr.も、ものすごい倍率で事務所のオーディションに受かった子達なんだよねと思うと、ステージに立つってそれだけで本当にすごいことなんだろうと思う。事務所を去っていく子たちの第二の人生はどんなだろう。ブイはいつまで踊れるだろう。アイドルの道を選んで良かったのだろうか。そんなことばかりを考えているジャニオタなので、胸に来るものがありました。

OMSを観て、自分の観たいものは自担関係なく観るべきと決めて観た久しぶりの四季があまりに懐かしくて、まるで故郷みたいで、そんなこともあってか意味わからないけど一人で観てたのにガチで泣いてしまいました。10年間マージカルばかり観ていたけど、好みの問題だけじゃなく、やっぱり私のホームは四季なんだろうな。

選考結果は採用不採用それぞれあるんだけど、最後に全員で並んで踊る「One」が、セットもなく一面の鏡だけなのにすごく華やかで、これぞミュージカル的ハッピーエンドって感じ。私のラインダンス好きも四季から来てるのかもしれない。